1999年に発売されたファイナルファンタジー8が、リマスター版として2019年9月3に発売。

1999年当時もプレイしていた筆者は懐かしさのあまり発売日当日に購入。無事、攻略も完了した。

結論として買ってよかったと思っているがどんな点が魅力的だったかのほか、オマケ程度だがストーリー考察をまとめていく。

FF8 リマスター版のポイント

20年経った今でも楽しめるストーリーと世界観のこだわり

ストーリーや世界観への細かなこだわりが充実しているため、20年経った今でも楽しめる。

リマスターされたことでグラフィックが格段良くなったという点ばかり注目されているFF8だが、それ以上に感動したのがプレイしていてとても楽しいということだ。

広大なワールドマップを自由に飛び回れる。メインストーリー上、立ち寄らなくてよい街や話しかけなくてよいモブキャラクターですらよく動き、よく話し、この世界で生きている感がある。

筆者はこういったメインストーリーには関係のない横道に逸れた楽しみが大好きなのだが、リアルさを重視して作られた昨今のRPGではむしろこういった遊び要素が減っている傾向もあるだけに、「そうそうこれだよこれ」といった感覚にもさせられた。

グラフィックについて

通常時のキャラクターグラフィックはいうことなし。とてもなめらかなほか、キャラデザ的にも現代人好みになっているように思う。素直に格好良いし可愛い。

ただ、ムービー中のキャラグラはなめらかであるもののデザインがやや昔っぽく感じられるのが少々残念。

しかし、ムービーに関してはキャラグラがどうでもよくなるレベルでメカのグラフィックが向上しまくっている。(SSの撮り方がへたくそで伝わらないやも……)

それだけにメカに襲われるシーンは緊張感が高まるし、近未来的なメカに「カッチョエエ」と目を輝かせてしまう。

ブースト機能(チート)の搭載について

三倍速モード シャアになれる。歩行速度やバトル速度、ストーリー上のキャラ動作など、ムービー以外のすべてが3倍速になる。Gのごとく俊敏に動くスコールはシュールで面白すぎるため、一見してもらいたい
バトル強化 常にHPとATBゲージがMAXになる。特殊技連発ができる代わりにゼルのコマンド入力が非常にだるくなる。
エンカウントなし 敵とエンカウントしなくなる。

FF8 リマスター版では、ストーリーをじっくり楽しみたい人向けに上記3つのブースト機能がはじめから搭載されている。

広大なマップはとても魅力な反面、徒歩ではうろうろするのに時間がかかり面倒くさい。しかし、三倍速モードとエンカウントなしがあるおかげで好きなだけ自由に動き回っても苦にならない。

またバトル強化により戦闘もサクサクなのでストーリーをスムーズに見られ、伏線回収に気づきやすい(忘れづらい)などのメリットも感じられた。

ブースト機能のON・OFFは戦闘中でもムービー中でもいつでも可能ということもあり、とても使いやすいのもGOOD。

ブースト機能の注意点

バトル強化のHPがMAXというのはあくまで攻撃をくらってもすぐに回復するといったタイプなので即死攻撃や即死級の大ダメージをくらうと普通に転がる。

ブースト機能を使っていても最低限シェルや英雄の薬が必要になる戦闘はあるので、「楽勝楽勝~♪」と何も考えずにツッコミまくってるとめんたまが飛び出る。かなり前にセーブしたっきりなのに……という事態にもなる。(なった)

また、特殊技が最優先で発動するようなスピードシステムになっているようで、特殊技を連発させているなかで別キャラに通常攻撃や魔法攻撃、ドローなどをおこなってもらおうとすると全然ターンが回ってこない事態に。

(※リノアの特殊技「ヴァリー」も発動後は魔法扱いになるようで全然攻撃してくれない)

ゲーム「FF8 リマスター版」のネタバレ&攻略(クリックで開閉)

ブースト機能を使っていても行き詰まったという人のための攻略情報と、ストーリーのネタバレ的な感想など。

攻略のコツ

ネタバレ
ブースト機能を使ってても、敵の攻撃で即死するケースがディスク3枚目以降はチラホラ出てくる。

大体即死するのは魔法攻撃なので、まほう「シェル」を戦闘のはじめに使っておけばOK。シェルだけではどうにもならないときにはアイテム「英雄の薬」も飲んでおこう。

あとは体力と精神の値を0にするというもはやチートレベルのまほう「メルトン」も戦闘のはじめに使えば、より戦闘がサクサクに。

相手の通常攻撃ですら即死ということはブーストモードだとまずありえないと思うが、そんなときにはGFやジャンクションを見直して、各キャラのHPを伸ばそう。

おすすめのGFの組み合わせなどは検索するといくらでも攻略サイトが出てくるのでそちらにおまかせ。

なお、メインストーリーだけを追っていると「GFが全然いなくて詰んだ」ということになりがちだが、ブースト機能があれば、少なくとも隠しボス「オメガウェポン」以外は大丈夫だと思われる。

FF8のキャラクター達の年齢考察

ネタバレ
  • スコール・レオンハート……17歳
  • リノア・ハーティリー……17歳
  • ゼル・ディン……17歳
  • セルフィ・ティルミット…………17歳
  • アーヴァイン・キニアス…………17歳
  • キスティス・トゥリープ……18歳
  • サイファー・アルマシー……18歳

「こんなに若かったのか!!」と、ある種FF8を久しぶりにやって一番の驚きだった。

主人公たちの性格が叩かれることも多いFF8だが、年齢を見たらあの不安定さも勝手さも仕方ないと思える。

そして、ストーリーの軸としては若者たちの成長記的な王道だったのだなあと20年越しに気付かされた。

にしてもみんな老け顔すぎである。

ストーリー考察①FF8のキャラクター相関

ネタバレ
物語上でハッキリと言われてはいないが、スコールの親はラグナとレイン。リノアの母はラグナの昔の想い人であるジュリア。
ちょっとでも運命が違えば、二人は出会っていないどころかそもそも生まれていない。こういう設定は気づくとハッとさせられるし、運命的でよいなあと思う。

ほかにも関係考察ではないが、ストーリー最後のほうでラグナが足をつったシーンがセリフなしに描かれている。

セリフもないのにプレイヤーは「そういえば昔、ジュリアに話しかけようとしてつったり、緊張するとつっちゃうんだったな」なんてエピソードを思い返し、変わらないなあと微笑んでしまう。

こういった演出の上手さがFF8は本当に素晴らしいと思う。

ストーリー考察②イデアが魔女の力を継承した経緯

ネタバレ
ラスボス戦後、スコールとアルティミシアは13年前の孤児院へと飛び、過去のイデアに出会っている。

そしてイデアは魔女の力を継承。なおかつ、未来のスコールからSeedやガーデンのことについて聞く。

この流れがあったからこそ、未来のSeedやガーデンはあるし、アルティミシアとの戦いも起こる、というように物語はループしている。

また、ここでスコールから未来についてイデアが聞いていたからこそ、その夫であるシド学園長はスコールを特別扱いしていたとも考えられる。

イデアも学園長も未来になんとなくでも気づきながら、そのための対策を考えていたのかと思うと……物語で詳しく描かれなかった葛藤や2人の生活だけで1本映画ができそうなぐらいだ。